丸く巻いた Neo-マモールには、樹木の年輪と同じような状態になり、
 Neo-マモールの内部には、樹木の細胞、組織と同じような湿度を保持するようになる。
着生ランの根は、この樹木の組織の湿度、岩石組織の湿度がすきなのである。
絶対にカラカラの乾燥にはならないからである!

 Neo-マモールを包帯のように巻くと・・・擬似年輪になる。
  Neo-マモールは毛細管現象があるから・・・・絶妙な湿度・・・・
つまり「オシボリの湿度」が自然に出来上がる!


この栽培で重要なことは、
   Neo-マモールに速やかにラン菌を繁殖させること。
   自生地に降る雨、スコールと同じように「尿素」の含んだ水を時々潅水すること。
     つまり・・・SUGOI-ne源液の1000倍液を与えることで、大成功する。
   こうすることで、 Neo-マモールに雑菌の繁殖を抑えることが出来る。

   コルクの樹皮に着ける栽培が、はじめ調子よいが、
   年々生育が衰えるのは、ラン菌が生息しないので、浄化作用が削除されるからである。
   こういう状態のコルクに液肥を与えれば・・・・硝酸態窒素が蓄積し、
   ますます雑菌、病害菌が繁殖することになる。

  カラカラ乾燥させれば・・・・硝酸態窒素の塩・・・濃縮されてしまう。
  自生地の樹木では考えられない樹皮になる。

  菌根植物のランを、ラン菌のいない根にする栽培というのは、
  所詮・・・見掛け倒しの栽培である。
  ランを草花のように消耗品とする栽培なら・・・・なんでも良いのであるが、
  少なくとも永年愛好する、品種を保存するというラン栽培をするなら、
  ラン科植物本来の菌根を持ったランにすることである。

  それが可能なのは、世界中でペレポストのみである。
  ラン菌でランを作るか。
  技術でランを作るか。
 そういうことであるが・・・・ランに熱を上げているときは・・・・
 ランを作れるが・・・・・
 少し手を抜くと・・・・技術で作る栽培は・・・・直ぐに作落ちしてしまう。
 大きなリスクが・・・
 自然界の法則は・・・このリスクを小さくするシステムが構築されている。
 巧妙なインフラが構築されている。
 
鉢の端の部分に Neo-マモールを包帯を巻いたようにして縦に入れる。
株を所定の場所に入れる。
ペレポストをポロポロ入れる(高さの半分ほど)
潅水する。

ペレポストの膨張でキッチリと毛細管現象が
作り上げられる!

これがペレポストの素晴らしいところ。
膨張力で、自生地の樹肌の毛細管現象が
再現出来るのである。

写真のオンシ フレキオサムの水ゴケ栽培は、
2年後、3年後極端に作落ちするようになる。

しかし、この栽培では、 Neo-マモールが樹肌
の役目をするから作落ちしない。
着生ランのペレポスト栽培法。

  Neo-マモールを写真のように使用すると
  素晴らしい生育になる!


  宇井清太のもう一つの秘技

    ペレポスト & Neo−マモール栽培法
   
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